上司の役割

今日は社長との打ち合わせがあった。
要件は僕が担当しているグループの「進捗状況と(ギャップがあれば)対策」を報告せよ」。


震災の影響もあり、数字はよくない。
正直気が重かった。



でも、打ち合わせが終わったあと、僕は少しワクワクしていた。



社長からのリクエストは、
・いままでにない提案を
・いままでとは違うところに
持っていけ、というもの。


まぁ細かくは書けないけれど、そういうことだった。



正直やり方もわからないし、誰にどういう方法でアプローチして、どう提案していけばいいのか途方に暮れるような話なんだけど。

それでも「ああかな、こうかな」と思考を巡らせることで、少しドキドキした。「これが出来たら、スゴイな」とニヤニヤした。



帰り道、思った。

正確に言えば、思い出した。



部下に無茶を言うのが上司の仕事だと思っていたことを。
できるコトだけやらせていては、成長しないのだ。

難しいこと、チャレンジすべき課題を与えてこそ、部下は成長する。自分では、できるコトばかり手がけてしまいがちだ。
そこで、少し上の(言われる方からすれば無茶な)要求が必要なのだ。



自分で手を動かすことが少なく、比較的マネジメントに気を配りやすい環境だった時は、意識してそういう、無茶な要望、というか指示を出すことを意識していた。



いまはまた自分で手を動かすことが増えたので、そういう発想を忘れていた。




成長して行くためには、もっと周りにも、そして自分にも無茶を言っていこう。



ワクワクしながら仕事したいしね。